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2006/07/14(金)TeX記法について

TeXの数式を書ける記法です。使用にはmimeTeXが必要です(詳細

[[tex:l=\sqrt{a^2+b^2}]]
[[tex:\frac{2a}{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}]

と書くと、

l=\sqrt{a^2+b^2}

\frac{2a}{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}

となります。

TeX記法は [ ]ではなく[[ ]] の中に書くことに注意してください。両者はほぼ同じ働きをしますが*1、後者は{ }によるmini-pre、mini-varbatimが処理されません(無効化されます)。

つまり、

[tex:x_{i}+x_{i+1}+x_{i+2}]
[[tex:x_{i}+x_{i+1}+x_{i+2}]]

を実際に表示させると

x_i+x_i+1+x_i+2

x_{i}+x_{i+1}+x_{i+2}

という違いとして現れます。最初の例では、{ }がタグとして処理されてしまっているわけです。(この仕様はβ7以降で有効です)

*1 : ここで説明する違いのほかに、裸の[[キーワード]]は[[キーワード]]のようにはてなキーワードへのリンクになるという違いがあります

TeX記法中の":"の扱い 2008/12/26

adiary Ver2.03以前には、TeX記法中に : が書けない問題があります。Ver2.04以降、[[ ]]環境中の":"は引数の区切りではなくそのまま処理されるようになりました。

[tex:f\:A \ni a \rightarrow b \in B]
[[tex:f:A \ni a \rightarrow b \in B]]

を表示させると、

#f: is not allow

#f: is not allow

となります。通常は後者の記述を使用してください